Anacondaでpython
anacondaのツールにspyderがあります。anacondaのこれを使うと、pythonの実行やdebugができるので、これでpythonをやってみましょう
ただ、かなりメモリーを使うようで、私のパソコンではanacondaのnavigatorのhome画面からspyderをinstallしてlunchしてください。homeからの起動でなかなか起動しないときは、navigatorを終了して、スタートメニューから直接spyderを起動してください。
初期画面で、左に初期画面、右上はhelpになっていますが、variable explorerをクリックすると、変数内容を見ることができます。右下が実行結果の表示です。
では、さっそくhello worldをやってみましょう。defaultのディレクトリーはuser\アカウント\.spyder-py3になります。最初のファイル名は、temp.pyになっていますので、fileのsave asでhello.pyに名前をつけて保存してください。8行目にソースを書き込みます。
print("Hello,world!")
実行はアイコンメニューから右向きの▶を押してください。実行結果が右下の画面に出てくるはずです
他のプログラム言語と同じように、変数を使うことができます。仕様も他の言語とほぼ同じです。javascriptのように宣言しないで使用でき、代入されたもので型が変わります。
型は int bool float complex list tuple str bytes set dict などがあります。実験をしてみましょう
a = 1 print(a)
これを実行すると、右上のvariable explorerに
a int 1 1
と表示されます。これはaという変数はint型で個数は1で内容も1という意味です
a = 1.0 print(a)
として実行すると
a float 1 1.0
と表示され、変数aはfloat型になって個数1で内容は1.0になったということです
a = "あ" print(a)
として実行すると
a str 1 あ
と表示され、変数aはstr型になって個数1で内容はあになったということです
演算子も他のプログラム言語とほぼ同じです。ただべき乗が変わっていて ** で表します。
a = 2**1023 print(a)
として実行すると308桁が省略なくすべて表示されます。また普通の言語では2の1024乗は桁あふれで計算できませんが、pythonは309桁の計算結果をなんなく表示できます。