ひとつ前の研修で接続まではできました。では実際にSQL文を動かしましょう。
今回はjavaとSQLServerを接続してSQLのSELECT文を流してみましょう
shohinテーブルの作成
この研修は「SQL - ゼロからはじめるデータベース操作」翔泳社を教科書にしてやったSQL講座の最後に行ったものです。そのためこの本で使っているデータを利用しています。
shohinテーブル作成
SQLServerにshopデータベースを作成し、その中にshohinテーブルを作成します。
この本ではnull値に関して詳しく勉強したので、nullの値が入っていますが、別に同じデータである必要はありません。
商品ID、商品名、商品分類、販売単価、仕入れ単価、登録日の項目を使いました。
shohinテーブル作成
では、このテーブルからデータを検索するプログラムを作りましょう。プリペアードの練習で販売単価が1000円以上のものを検索します。
前回とほぼ同じでまず接続までします。そのあと、select文でプリペアードをしていきます。
hanbai_tanka >= ?の?のところに1000という数値を与えます。数値なのでsetIntでやっていますが、文字列ならばsetStringです。
executeQuery()をすると、結果がレコードセットで返ってきます。それを rs.next()で1行づつ展開して表示します。
値の取得は整数はgetInt文字列はgetStringでフィールド名を指定します。
最後にコネクションをクローズして終わりますが、その時にエラーが発生するかもしれないとかなりしつこいコーディングです。
結果はこんな感じです。