Oracleの設定
C#でOracleに接続します。今回は .net frameworkではなく新しい .netの方です。なのでDataSetは使いません。
Oracleの無料版をインストール
Oracleのダウンロードページに行きます
今回は無料版をダウンロードします
サイズは1.9Gbyteあります。しばらく掛かります。コーヒーでもどうぞ
それを解凍します。
解凍したらそのフォルダーの中の「setup.exe」を起動して、インストールしてください
途中、sysとsystemのパスワードを聞かれるので自分で考えて入力して記憶してください
今回入れたExpress versionは、無料で使えます。またコンテナという入れ物があり、自分で作成することもできるのですが、最初から出来合いのコンテナが「XEPDB1」という名前でできていますので、これを使います。
最初にsqlplusというCUIのツールがあるので、これで初期設定していきます。コマンドプロンプトで特権付きでsqlplusを起動します
con_nameというのがコンテナー名でデフォルトのCDB$ROOTからXEPDB1に切り替えることができます。プラガブルデータベースというらしい
続いてコンテナーの中にテーブルスペースを確保します。
c:\appはoracleをインストールしたときにできています。その中のXEPDB1用の中にテーブルスペースを確保しました。
ユーザーを作ったので一度入りなおしてみます
コンテナーもあってます。テーブルを作ります。
なんじゃこっりゃーーー
設定した文字の長さ分でてくるので、読みづらい。そこで調整します
ようやくデータが入りました。
ちなみに、テーブルはdba_tables表に入っているので、大文字のユーザー名で絞って出せばテーブル一覧が出ます
c#のプロジェクトを作ります
新規にC#のプロジェクト作成
Visual Studioを立ち上げて、新しいプロジェクトを作成していきます。
新規プロジェクトを作成します。
.NETのformアプリケーションを選択します。似たものがいっぱいあるので間違わないようにしてください。.net frameworkではない方です。
プロジェクトの名前を設定します。csCoreOracletest1としました。
ではFormを作っていきましょう。FormにはListViewとボタンを貼り付けます
さて、Oracleに接続するにはライブラリーを追加しないといけません。
Visual Studioでは、必要なイブラリーはNuGetから取得するようになっています。
最初取得済みのリストがでるので参照に切り替えて「Oracle」を検索して、Oracle.ManagedDataAccess.Coreを選択
プロジェクトにチェックを入れて「インストール」します。実は最初Oracle.ManagedDataAccessを使ったのですが、インストールできて実行もできたのですが、インストール時にエラーがでていたので、変えました
これでOracleへの接続が使えるようになるので、コーディングしていきます
Oracleは1521ポートへの接続です。コンテナーをXEPDB1にしています。今回はListViewでやりましたので、各列の設定をして、reader.Read()で1行読んでは貼り付けで読むことができました。