デバッグの準備
例によって、xampp環境とVsCodeだけでJavaservletのデバッグをしてみようと思います。なのでxamppはインストールしてください。
それとTOMCATが動いていないといけないのでxamppのTOMCATを使うの回の資料を読んでTOMCATが動くようにしてください。
xampp以外でTOMCATを使っている方はそれで結構です。
TOMCATスタート
まずVsCodeの操作でTOMCATをスタートさせましょう。
開始できると緑のマークに変わります。色々と触っているうちにSTARTしてもすぐSTOPしてしまうときがあります。その時は、xamppのプログラムをいったん全部止めて、もう一度開始してみてください。それでもダメなときはREBOOTしましょう。その状態ではデバッグできません。
warファイル右クリック
warファイルは作成済みとして、VsCodeのtarget内のwarファイルを右クリックして、Debug on Tomcat Serverを選んでください
デバッグのナビが表示される
うまく行けば、この時点でデバッグのナビが表示されます。すでに実行準備できている状態です。
ブレークポイントを設定する
続いて、実験してみたいところの実行文の行を探します
たとえば、15行目だとすると、ここを表示して
15の行番号の左の余白部分をクリックします
赤いポイントが点きます。これでここの行の実行前にストップが掛かります。
ブラウザ上で開始
TOMCATの中に格納されたサービスを右クリックして、OPEN in Browserをクリックします。
これでブラウザが開き、当初のURLが開きます。
urlが違えば追加してください
読み込みアイコンがくるくる回ったままになり、STOPしている状態になればうまく行っています
ブレークしました
さきほど設定したブレークポイントのところに、矢印が付きました。
注意しないといけないのは、この行はこれから実行されるところで、まだ実行されていないということです。たとえばこのconはまだ宣言前なので存在していません。
ナビを操作するかF10を押すと1行進みます
これでようやくconが生成されて中身がnullになります。メソッドをコールするところでそのメソッドの中身を追いかけたいときは、ステップINTOで中に入ると画面がそのメソッドに切り替わって、追いかけてくれます
デバッグの終了
デバッグが終わったら、ナビのコンセントのマークをクリックして切断します。
ブレークポイントを消すときは、いくつもつけていると分からなくなるので、実行メニューのすべてのブレークポイントの削除で消します。