Eternalの星占い解説

惑星にはそれぞれ意味があります
太陽の意味

太陽は、太陽系の中心の星。星占いでも熱と生命活力の源です。この星は獅子座の支配星でもあるので、この星の意味が獅子座の意味にもなります。尊厳と気高さ、名誉と誇りがこの星の持つ意味で、これは良い角度の影響を受ければ、度量の広い高潔な人になりますが、悪い影響を受ければ、わがまま、横暴、暴君に変わってしまいます。

月の意味

月は、惑星ではありませんが、地球に最も近く、感受性や反応能力を表します。本人の気分と感情を支配します。この星は蟹座の支配星でもあるので、この星の意味が蟹座の意味になります。良い角度の影響を受ければ、月の灯りのようなソフトで柔和な性格になり人気がでますが、悪い影響を受けると、物事が起きた時の順応性に欠け、激しい変動、離散などを表します。

水星の意味

水星は、知性を表します。精神的活動の一切に関わります。知的趣味、研究の対象を表します。この星は双子座の支配星でもあるので、この星の意味が双子座の意味になります。良い角度の影響を受ければ、利発で頭の回転の良い人になります。悪い影響を受けると、機転が効かない融通の効かない人になります。

金星の意味

金星は、ビーナスとも呼ばれ、これは愛や美を司る女神と同じ名前です。エロスの力、芸術的な力も表します。この星は、牡牛座の支配星でもあるので、この星の意味が牡牛座の意味になります。良い角度の影響を受ければ、幸福な出会い、社交的で芸術性が高く、精神的に豊かな生活をおくることができます。悪い影響を受けると、恋愛のモラルの無い、怠惰で遊び好きな性格になります。

火星の意味

火星は、文字のごとく火を表し、勇気、闘争心、肉体的エネルギーを表します。男女間の闘争も関係します。火事、闘争、戦争、事故などは火星が引き起こしています。この星は、牡羊座の支配星でもあるので、この星の意味が牡羊座の意味になります。良い角度の影響を受ければ、闘争心があり、不屈のファイトで勤勉になります。悪い影響がでると、攻撃性が前に出て、人と不和を起こしがちな人になります。

木星の意味

木星は、拡張していくイメージ、成功、発展、保存を表します。木星は最大の吉星で、他の星もこの星と角度がよいとその幸運を授かります。先見性を持って、社会的見通しを与えてくれます。この星は、射手座の支配星でもあるので、この星の意味が射手座の意味になります。良い角度の影響を受ければ、陽気で、付き合いやすいおおらかな人になり、楽しい人生が待っています。悪い影響が出ると、すべてがやりすぎの卦が出て、楽天的すぎて失敗したり、不摂生に陥ります。

土星の意味

土星は、制限、困難、長時間の努力などを表します。晩成や熟成を良しとするので、物事を遅らせる意味になります。意味的には凶星となりますが、これを試練と考えれば、悪いことばかりの星ではありません。この星は、山羊座の支配星でもあるので、この星の意味が山羊座の意味になります。良い角度の影響を受ければ、じっくりと時間を掛けて確実な仕事をこなす人となり、晩年に成功します。悪い影響が出ると、孤独、貧困、失意と長い忍耐が報われない人生となります。

天王星の意味

天王星は、革命、革新、伝統の破壊などを表します。逆の見方をすれば新しい発見のセンスを表します。そして、この星の変化は突然現れるので、発現のタイミングが予測できません。この星は、水瓶座の支配星でもあるので、この星の意味が水瓶座の意味になります。良い角度の影響が出れば、他人の真似のできない事をやったり、新しい思想のもとにセンセーションを巻き起こしたり、革命児となるでしょう。悪い影響が出ると、異常性や反逆性が前に出てしまい、友だちの少ない孤独な人になるでしょう。

海王星の意味

海王星は、夢や直感というインスピレーションの良さを表します。また奉仕や自己犠牲も表します。物質的な分野ではあまりぱっとしませんが、精神的な分野で活躍できるイメージです。この星は、魚座の支配星でもあるので、この星の意味が魚座の意味になります。良い角度の影響が出れば、慈善事業や詩的情緒で人生にうるおいを持った人になるでしょう。悪い影響が出ると、夢に溺れて結果的になにも成し得なかったり、現実から逃避したりして人生に混乱を招くでしょう。

冥王星の意味

冥王星は、破壊、絶滅、終焉、はじめと終わり、極限状態を表します。潜在する事柄を表に出す力や、現実的な成功をもたらします。この星の影響は、抗うことができないような圧倒的なものが多いので注意が必要です。この星は、蠍座の支配星でもあるので、この星の意味が蠍座の意味になります。良い角度の影響がでれば、棚から牡丹餅的なラッキーや、人格や境遇が根底からくつがえるような発展を遂げることが可能になるでしょう。悪い影響がでると、不可抗力の事件に巻き込まれて、すべてを失う可能性があります。

黄道十二宮のそれぞれに意味があります
牡羊座の意味

牡羊座(おひつじ座)は白羊宮ともいいます。この宮は第1宮となり、ここに太陽があるときが春分となり春となります。人生の始まりとか、誇り高さを現します。この宮に太陽がある人を一般におひつじ座といいます。進取の気質や指導精神と支配星の火星の力を受けて闘争精神が発揮されます。自分の能力に自信があり自己主張が強い人になります。

牡牛座の意味

牡牛座(おうし座)は金牛宮ともいいます。この宮は第2宮となり、ここに太陽があるときは春たけなわの時期です。この宮に太陽がある人を一般におうし座といいます。牛のように一度こうと決めたら、てこでも動かない頑固さと実際的な感覚を持ちます。支配星の金星の影響を受けて、美への愛着や肉体的な快楽を喜ぶ心があります。堅実で安定感があり、責任を果たします。

双子座の意味

双子座(ふたご座)は双児宮ともいいます。この宮は第3宮となり、ここに太陽があるときは、農作物の受粉の季節です。この宮に太陽がある人を一般にふたご座といいます。知識や情報の伝達に長けて、臨機応変な態度で世の中を上手く渡ります。支配星の水星の力を受けて、話術がうまく知的欲求が高いです。人を扇動しながら自分は冷静でいるとか、物事に飽きやすい面があります。

蟹座の意味

蟹座(かに座)は巨蟹宮ともいいます。この宮は第4宮となり、ここに太陽があるときに夏至を迎え、夏になります。この宮に太陽がある人を一般にかに座といいます。この宮は母性を現します。防衛本能と保育の精神を持ちます。支配星の月の力を受けて、外界に敏感に反応し、起伏の激しい感情を受けます。蟹の甲羅が硬いのと同じで外敵に犯されるのを嫌います。逆に仲間意識が強く、家庭的な保護を行います。

獅子座の意味

獅子座(しし座)は獅子宮ともいいます。この宮は第5宮となり、ここに太陽があるときは、真夏。激しく燃える太陽が力を誇示して地上に熱と光を注ぎます。この宮に太陽がある人を一般にしし座といいます。この宮は権力への熱望と王様の威厳を表します。支配星の太陽は、自分で人生を切り開く創造性と表現力を与えてくれます。名誉や栄光に人一倍こだわり、称賛を勝ち得たいと常に思っています。自然に人が集まってきます。

乙女座の意味

乙女座(おとめ座)は処女宮ともいいます。この宮は第6宮となり、ここに太陽があるときは、秋の収穫期を迎えるころです。この宮に太陽がある人を一般におとめ座といいます。この宮はずるさや怠惰を許さない清廉潔白な心と実務能力を備えています。支配星の水星は、知性と識別眼を与えてくれます。計画性と几帳面さから経理や事務の作業向きです。小さなことはこつこつこなしますが、大きな仕事には向きません。内心には乙女の心を持ち、夢見る気持ちを忘れません。

天秤座の意味

天秤座(てんびん座)は天秤宮ともいいます。この宮は第7宮となり、ここに太陽があるときは、秋分を迎え、秋です。この宮に太陽がある人を一般にてんびん座といいます。この宮の人は、バランス感覚と協調性を持っています。支配星の金星は、優雅な品性を与えてくれます。力押しせず、理論と術策で物事を解決します。検事や弁護士のようです。社交性にもすぐれていて、人々の間に入って利害の絡む交渉などをして厚遇を受けます。

蠍座の意味

蠍座(さそり座)は天蠍宮ともいいます。この宮は第8宮となり、ここに太陽があるときは、冬に備えて植物の種が大地に隠れるときになります。この宮に太陽がある人を一般にさそり座といいます。この宮の人は、秘密性と執念深さを持っています。支配星の冥王星は、物事の奥底に隠された真実を見抜く力と、探究心を与えてくれます。強い精神力と胆力があり、人に臆することがありません。しかし、その徹底した破壊力は奥に隠してあまり人には見せません。

射手座の意味

射手座(いて座)は人馬宮ともいいます。この宮は第9宮となり、ここに太陽があるときは、大地は固く締まり、反省期を表します。この宮に太陽がある人を一般にいて座といいます。この宮の人は、馬人ケイローンにように、自由で活動力があり、高度の精神性を持っています。支配星の木星は、正義感と達成要求を与えてくれます。視野が広く広い視点で物事を考え、学術研究や哲学的探求に力を発揮します。どのような場所でも精神の自由を求めるので、熱狂的になる部分も持っていますが、本質は哲学を追求する人です。

山羊座の意味

山羊座(やぎ座)は磨羯宮(まかつきゅう)ともいいます。この宮は第10宮となり、ここに太陽があるときは、冬至を迎え、復活を待つ冬です。この宮に太陽がある人を一般にやぎ座といいます。この宮の人は、”草を食べながら地面に目を向けたまま山頂に達する”やぎそのものです。支配星の土星は、計算力と長く忍耐する心を与えてくれます。長期の困難な期間を耐え、計画を実行する忍耐力があります。組織の才能と社会的責任感があります。地道で用心深く保守的です。そして確実に上に登ります。

水瓶座の意味

水瓶座(みずがめ座)は宝瓶宮(ほうへいきゅう)ともいいます。この宮は第11宮となり、ここに太陽があるときは、冬の雨季にあたり、地面深く水を蓄える時です。この宮に太陽がある人を一般にみずがめ座といいます。この宮の人は、進歩性と革新力を持ちます。支配星の天王星は、独創性や飛び抜けた発想性を与えてくれます。科学的理論が好きで、社会的平等意識が高いので、体制に組みせず時代を先取りした人になります。

魚座の意味

魚座(うお座)は双魚宮(そうぎょきゅう)ともいいます。この宮は第12宮となり、ここに太陽があるときは、弱いながらも太陽が復活しつつあり、春の再生を待っている時です。この宮に太陽がある人を一般にうお座といいます。この宮の人は、自己犠牲の精神を持っています。また芸術的才能を持っています。支配星である海王星は、感傷的な心と、インスピレーションを与えてくれます。どんな環境でも馴染んでしまう順応性を持っています。同情心が強く、救済行為が好きですが、騙されやすいとも言えるでしょう。

天球12室にはそれぞれ意味があります。このサイトの計算はプラシーダス法なので1室30度ではなく歪みがあります。
1室の意味

1室は、生まれた瞬間の東の地平線から地下に1つ目の区切りをいいます。第1室は「本人」の室または「生命」の室と呼ばれます。もっとも重要な室で、生まれた時に準備されている肉体的、環境的条件が決定されます。上昇点(ASC)と似ていますが、ASCは地上5度~地下15度までの範囲です。ASCとともに外見のイメージ、遺伝的要素、行動パターンを暗示します。

2室の意味

2室は、1室よりもさらに地下に1つ進んだ区切りをいいます。第2室は「金銭」の室または「所有」の室と呼ばれます。金銭に対する態度や、経済基盤を示します。または物の所有に関する財産や所有物に関するものを表します。

3室の意味

3室は、2室よりもさらに地下に1つ進んだ区切りをいいます。第3室は「知識」の室または「研究」の室と呼ばれています。知識に関する活動、知的活動を示します。またその得た知識を伝えるための通信手段や、短距離の旅行、近親者との関係を表します。

4室の意味

4室は、3室よりもさらに地下に1つ進んだ区切りをいいます。第4室は「家庭」の室または「晩年」の室と呼ばれています。家族との関係や、相続を表します。ちょうど反対側の第10室と関係があって、10室が人生の最盛期を表します。

5室の意味

5室は、4室よりもさらに1つ進んだ区切りをいいます。第5室は「創造」の室または「娯楽」の室と呼ばれています。芸術的な創造や娯楽の対象や出来事を表します。投機に関することも含まれます。求婚、子供を持とうとする願望にも関係があります。

6室の意味

6室は、5室よりもさらに1つ進んだ区切りをいいます。第6室は「勤務」の室または「健康」の室と呼ばれます。生きていく糧としての仕事、就職、雇用。またペットを表します。組織との結びつきを表しています。個人の肉体的な弱点も表すので健康も表しています。

7室の意味

7室は、生まれた瞬間の西の地平線から地上に1つ目の区切りをいいます。第7室は「結婚」の室または「協同」の室と呼ばれます。結婚相手を表しています。契約などで協同で行う作業も入ります。つまり商売、取引相手、公敵を表します。結婚相手の特徴や結婚生活の内容と関係があります。

8室の意味

8室は、7室よりもさらに天頂に1つ進んだ区切りをいいます。第8室は「遺産」の室または「死」の室と呼ばれます。自分が使用することができる他人に財産を表します。他人の死によって手に入る財産、配偶者の経済力、遺産、遺言を表します。また本人の死の状態、生と死の接点であるセックスを表します。

9室の意味

9室は、8室よりもさらに天頂に1つ進んだ区切りをいいます。第9室は「意識」の室または「外国」の室と呼ばれます。成熟期の精神状態、高度な学問、信仰生活などを表します。また遠距離旅行、つまり外国を表し、海外活動や海外への出張も表します。意識も遠いもの深遠なるもの、精神世界の広がりも表します。

10室の意味

10室は、天頂の区切りをいいます。第10室は「天職」の室または「現世」の室と呼ばれます。専門的職業、身分、キャリア、学問の力を表します。目上の人上位者との関係や父親との関係を表します。

11室の意味

11室は、10室よりもさらに地平線に向かって1つ進んだ区切りをいいます。第11室は「友人」の室または「希望」の室と呼ばれます。友達、社交、同士などの連帯を表します。この友人とは個人的なつながりと言うよりは共通の目的や主張でつながった友達を表します。また人生の最終目的と関係があります。

12室の意味

12室は、東の地平線から地上に1つ目の区切りをいいます。第12室は「障害」の室または「秘密の敵」の室と呼ばれます。陰謀、迫害、刑罰など自分の障害になるものを表します。入院、収容など社会から隔絶されることも関係有ります。秘密の敵は常には見えないのですが、ここ一番で現れる厄介な敵です。その敵は、破壊、心配、恐怖をもたらします。